身体の疲れがとれない。もしかして寒暖差疲労かも!?
寒暖差疲労ってなに?
寒暖差が激しいと、人間の体には思うよりも負担がかかります。
そのため心当たりがないのに、なんとなく体が怠い、いらいらする、といった症状が起こります。
人間の身体は体温を一定に保つため、自律神経が働いて体温を調整していますが、寒暖差が大きいと、自律神経が過剰に働き、疲労がたまる「寒暖差疲労」が起きやすくなるということです。また部屋の温度が25度、外気温が20度など気温差が5度以上あると寒暖差疲労がでやすいと言われています。
寒暖差疲労の症状
身体が冷える。
手足が冷たく感じる、肩がこる、冷えてお腹の調子が悪いといったように、体が冷えるといっても人により感じ方や症状が違います。身体が冷えると血行が悪くなり、免疫力も低下します。
顔だけあったかい。
寒い時期でも首から上が温かく、汗をかいてしまうことがあります。これは寒暖差疲労により自律神経が乱れて血の巡りが悪くなった結果、顔がほてっているのです。
肩凝り、頭痛。
首すじや首のつけ根、そして肩や背中にかけて、張る、凝る、といった症状のことをいいます。
よく運動不足や猫背、首や背中に負担をかけた同じ姿勢によるものといわれていますが、寒暖差疲労によってもおこります。
めまい。
自分自身や周囲がぐるぐる回って見えるもの、体や頭がぐらぐらと揺れている感覚がするもの、体がふわふわするもの、立ち上がった瞬間にくらっとして目の前が暗くなるもの、これらは全てめまいの症状です。
食欲不振。
寒暖差疲労により自律神経が乱れ、胃や腸の働きが鈍くなって食欲がなくなることがあります。
睡眠障害。
自律神経の乱れから不眠になることがあります。不眠の症状には寝付けない、夜中に何度も起きる、早く目覚めてしまう、熟睡できないなどいろいろな症状があります。
情緒不安定。
寒暖差により自律神経が乱れるとイライラする、落ち込みやすくなるといった症状も情緒面に表れます。
改善方法
運動やストレッチ
1日 15分くらいの散歩でも寒暖差疲労に影響を与える、自律神経を鍛えられます。散歩といっても距離を歩くことが重要なのではなく、一定のリズムで無理なく歩くことが大切です。また散歩以外にも水泳を選ぶのなら泳ぐ必要はなく、水中を歩くだけでかまいません。
ゆっくり体を伸ばしたり縮めたりして筋肉の緊張をほぐす、ストレッチやマッサージも効果的です。
入浴
入浴には自律神経の調子が整えるといった効果があります。
40度~42度くらいのお湯に10分~15分しっかり浸かるのが効果的です。
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