難聴について

難聴とは文字通り、音や人の会話が聞き取りづらくなる耳の疾患です。耳のトラブルというと高齢者に多いイメージを持たれがちですが、時代の移り変わりの中で若い世代でも増加傾向にあります。

難聴の原因

難聴の原因については諸説ありますが、比較的多くの人にあてはまると言われているのが衝撃による耳の損傷です。大音量で音楽を聞く、大きな作業音のする場所で仕事するなどの生活を続けていると、内耳にある蝸牛が強い衝撃を受けて損傷します。

蝸牛は聴覚における重要な感覚細胞のひとつで、損傷によって機能が低下すると音を正常に拾うことができなくなります。

その他、仕事や人間関係によるストレスが原因になるケースもあります。一見すると無関係のようにも感じられますが、精神的ストレスによって起こる自律神経の乱れは、耳のトラブルにつながる大きな原因となります。

症状については個人差はありますが、年齢や性別を問わず共通しているのが音の聞こえづらさです。難聴を患うと、それまでと同じ大きさの音量や相手の声が小さく聞こえるようになります。

テレビや音楽が聞こえづらくなったときに音量を上げてしまう人も少なくありません。音を大きくすれば必然的に耳への負担も大きくなって症状が進行してしまうため注意が必要です。

その他、慢性的な耳鳴りも代表的な症状のひとつに挙げられます。耳鳴りはキーンとした高音や虫の羽音のような低音が耳の奥で常に鳴り響くのが特徴です。不快な音を聞き続けるストレスでさらに症状が悪化してしまう場合もあるため、耳に違和感を覚えたら早めにご相談ください。

スタッフ

当院は患者様一人ひとりに合わせた施術で症状の早期改善を目指します。服薬せずに症状を改善したい方はお気軽にご相談ください。スタッフが全力でサポートいたします。