顔面神経麻痺について

顔面神経麻痺

顔面神経麻痺とは、脳から顔にかけてある神経経路のどこかが障害されることによって起こる疾患です。1年間で人口10万人当たりおよそ50人が発症し、その2割程度に後遺症が残るといわれており、患者数は増加傾向にあります。

 

顔面神経麻痺の原因

原因

顔面神経麻痺の原因については、過去にかかった疾患やヘルペスウイルスだとされています。顔面神経麻痺は中枢性のものと末梢性のものに分類され、中枢性のものは過去に自身が経験した脳出血や脳梗塞などの疾患によって引き起こされます。一方、末梢性のものはヘルペスウイルスの再活性化によって引き起こされます。

 

しかし、発生する顔面神経麻痺のほとんどは末梢性のものです。ヘルペスウイルスは身体の抵抗力が低下すると、活動を活発化させます。それが原因となり他の疾患を引き起こす可能性もありますが、ほとんどの場合、適切な処置を受ければ徐々に回復していくため、できるだけ早めに治療を開始することが大切です。

 

顔面神経麻痺の症状

症状

顔面神経麻痺の症状については、顔が思い通りに動かない、目を閉じることができない、食べ物や水が口からこぼれるなどが挙げられます。初期症状として耳に痛みを感じる人もいます。

 

顔面神経麻痺といっても、顔が麻痺して全く動かなくなるというわけではありませんが、そのまま放置して処置が遅れると重症化する場合があります。

 

顔面神経麻痺は当院にお任せください

スタッフ

当院は不調の原因から根本改善できるよう、施術の前に徹底した問診・検査・カウンセリングを行っています。患者様としっかり情報を共有したうえでベストな施術をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。